尼崎市武庫之荘 ほんだ整骨院の日々笑進ブログ

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低線量被曝 生活への影響は

みなさまこんには!
日々笑進しておりますほんだです

1月29日の読売新聞の朝刊に「低線量被曝・生活への影響」
という特集が掲載されていました。
当院の患者さまの中にも、「記事の内容を知りたい」
という方が多くおられました。
わたしなりに、まとめた内容を順次、のせていこうと考えております。
少しでもみなさまの情報になれば、と思います。↓

放射線と人体  

物質の基本的な単位となる「原子」。
この小さな粒の中には、さらに小さな「原子核」があり、
まわりをマイナスの電気を帯びた「電子」が回っている。
原子核はプラスの電気を持つ「陽子」と、電気的に中性の「中性子」から成る。
ほとんどの原子の内部構造は安定しているが、
一部の原子は不安定で、エネルギーを放出しながら別の原子に変わる。
この不安定な物質が「放射性物質」で、放出されるのが「放射線」。
代表的な放射線には、
・アルファ線
・ベータ線
・ガンマ線
・エックス線
・中性子線  がある。

例えばアルファ線は、陽子と中性子が2個ずつくっついた構造であり、
ガンマ線とエックス線は「光」。
粒は電子顕微鏡でも捉えられないほど小さく、
「光」も可視光ではないから、人には見えない。

原子炉では、燃料となるウラン235に中性子線をあて、
不安定な状態にして、核分裂反応を起こす。
この時発生する大量の熱エネルギーを、発電に利用するのが原発の基本原則である。
不安定になったウラン235は中性子線を出しながら、
セシウム137やヨウ素131といった「核分裂生成物」に変わる。
通常は原子炉内に閉じ込められているが、福島第一原発では外に漏れ出してしまった。
核分裂生成物も不安定なので、
さらに原子核が自然に構造を変えて安定な状態になろうとする。
その際にアルファ線やベータ線、ガンマ線を出す。
原発事故後、各地で検出されている放射線の正体はこれらである。

放射線には物を通り抜ける力があり、その強さは種類によって違う。
アルファ線は紙1枚もすり抜けられないが、
ガンマ線やエックス線は鉛や厚い鉄板でなければ止められない。
中性子線はそれさえ通り抜ける。
DSC00735.jpg

レントゲン撮影やコンピューター断層撮影法(CT)は、
エックス線の透過性を利用している。
内臓や骨などの透過力に差があるため、
その濃淡で体内の様子を浮き上がらせる仕組みである。
物質を通り抜ける時に、放射線は原子の中の電子をはじき出す
「電離」と呼ばれる現象を引き起こす。
マイナスの電子と、プラスの原子核で電気的につりあっていた原子は、
バランスを崩し不安定な状態になる。

放射線が人体を通過する際も「電離」が起きる
細胞の中にある遺伝子情報が書き込まれた「デオキシリボ核酸(DNA)」で起きると、
DNAの原子が不安定になり、切れてしまうことがある。
DSC00734.jpg

細胞には切れたDNAをつなぎ合わせる働きがある。
修復がうまくいくとDNAは元通りになるが、
切れたDNAの一部が間違ってつなぎあわせてしまう場合もある。
電離と修復の綱引きの結果、電離が勝ると、
情報が書き換わって「変異」として残り、「がん」の原因になる。

特に放射線の影響を受けやすいのは細胞分裂が盛んな「幹細胞」である。
血液や皮膚、精子や卵子に文化する大本の細胞で、
分裂の前後には修復機能が働きにくく、修復が追いつかなくなる。

1999年に茨城県の燃料加工工場で起きた臨界事故で、
亡くなった2人の作業員(当時35歳と40歳)は、
幹細胞がほとんど死滅するほど大量の放射線を浴びてしまった。
血液が作れなくなり、皮膚はただれ、脱毛や下痢の思い症状が表れた。

放射線はがんを引き起こす原因になるが、できてしまったがん細胞は、
分裂が旺盛だから放射線に弱い。
がん細胞が放射線を当てて死滅させる放射線治療が行われているのはこのためである。


今回は、放射能と人体について書いております。↑
また間違いなど指摘がありましたら、是非教えていただきたいです。

低線量被曝は、科学的にはっきりしない部分があり、
健康への影響は高線量被曝より評価が難しいようです。

どう受け止め、何に気をつけていく必要があるのか。
まだ個人個人で正確な情報を集めて、
行動してくしか方法がないのが現状かもしれません。

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